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ロンプク☆淳のUFO [目撃情報]

私の地方でも放送があったので見てみたが(4か月遅れ…)、KBC(九州朝日放送)で放送されている「ドォーモ」という番組で、ロケ中の2020年3月24日深夜1時半ごろにロンプク☆淳ほか番組の出演者・スタッフたちが目撃したというUFO。ETzxXT7UYAA-Lt0.jpg

どうも飛行機か何かの見間違いじゃないかと思うのだけど。これだけでは何とも言えないが。

小倉北区の紫川沿いを歩いていた淳と中上真亜子が北の方角の空を見ると、右手のトーマスタワーという高層マンションの陰に向かって飛んでいく発光物体を見たという話しなのだが、番組を見返しても淳たちが飛行物体を視認したのは1秒にも満たない。中上も「0.7秒ぐらいだった」と言っているから(まあ、感覚的に0.7秒くらいかな?ということでしょう)、とにかく1秒も見なかったかな?と目撃者本人も思うぐらいの短い時間だったわけだ。
https://twitter.com/lonpuku/status/1252199534442115072

1秒足らずに間に、例えば飛行機やヘリコプターのような通常の飛行物体と「UFO」とを区別できるものなのか。夜間の空なので、昼間の空に比べると発光する物体はより強く目に付くだろうが、それにしても極めて短時間の目撃でしかない。

夜間は明るいものが目に付くとはいっても、正確に視認できるわけではない。むしろ暗い分、その正体をはっきりつかむことは困難になるだろう。旅客機の窓の明かりが並んでいるのを見て、UFOのランプと見間違えたのかもしれない。

目撃した出演者・スタッフたちでUFOの絵を突き合わせてみた、というのも、目撃者7人の絵は「楕円形の飛行物体」ということ以外は共通点がない。下松市の目撃者の描いた絵でもそうだが、窓の数でも0から10個ぐらいまででバラバラである。つまり、誰もはっきりと形状を記憶できるほど見ていなかったということだ。

また、描かれているのはいずれも楕円形の発光物で、「いかにもUFO」という感じの典型的なUFOの絵である。淳と中上が「UFOだ!」「UFOでしょう!?」と騒いだので、あとのスタッフたちも「自分たちが見たのはUFOだったんだな」と引きずられたのではないだろうか。それで典型的なUFOの絵を描いてしまったのではないか。

それにやはり致命的なのは、後ろからカメラマンがカメラを回しながらついてきたにもかかわらず、映像にはまったくUFOが映っていないこと。UFOを左手で指す淳の動きを見ると、UFOは高層マンションの裏側に消えていったと考えられるが、映像にはマンションの背後も含めてどこにもUFOが映っていない。

淳が左手で指したのを聞いてカメラマンがカメラを向けたときにはマンションの背後に隠れてしまったのか。しかしその後もマンションの背後からはそれらしい発光物体は出てこない。UFOは方向を変えたのか、それとも窓の明かりを消したのだろうか?!

淳が左手のペンか何かの棒で指した先の空にUFOがあったというのだが、その直後を写したカメラの画像には何も写っておらず、暗い空が広がっている。
video - snapshot1.jpg

画像の明度を1.3倍にしてみたが、やはり空にはそれらしき影は写っていない。
video - snapshot2.png

Flightrader24を見てもわかるが、北九州市や門司は民間の飛行機もよく飛んでいる。それが小倉北区の上空で旋回し、高層マンションの陰に隠れたのをUFOと誤認したのではないだろうか。あるいは米機軍機か自衛隊機のナビゲーションライトをUFOの窓と勘違いしたのかもしれない。

005l.jpg
マイナビニュースより

画像を暗くすると…
005l_2.png

航空機の灯火はUFOとよく間違われる。一瞬のことであればなおさらだ。軌跡も追えていないとしたら、やはりその可能性が高いと思う。
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