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介良事件のUFOは灰皿なのか [介良事件]

NHKの2017年6月9日放送の「幻解!超常ファイル」でも紹介された「介良事件のUFO=灰皿」説。以前から灰皿か煙草盆ではないかという指摘があったが、確かに介良事件のUFOの模型と、灰皿説で言われている南部鉄器の灰皿とは酷似していますね。
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事件当時から目撃者の中でも「鋳物の灰皿みたい」「灰皿に銀のスプレーを塗ったような」という声はあったというから、そもそも灰皿によく似ていたんでしょう。模型と酷似した灰皿が見つかったことで、もう勝負あったかな?という感じはしますね。

あのUFOがはたして灰皿だったのなら、

誰かが(目撃者の中学生の一人?)が南部鉄器の灰皿を手に入れ、中に豆電球やラジオの部品などを詰め込んでUFOに仕立て上げ、イタズラ目的で介良の田んぼの中に置いておいた。それを地元の中学生たちがUFOと勘違いした。UFOが飛んで行ったとかナップサックから消失したとかいうのは、興奮状態にあった中学生たちの思い込みか誇張、あるいは嘘。

ということになるのだろう。

タンスの中からUFOが消えたのは、家の人がガラクタだと思って捨てておいたとか。ナップサックには穴でも開いていたのだろう。田んぼの上に浮かんでいたとか塀の上に飛び上がったとかいうのは、出まかせにそんなことを言ってしまったのか、インタビューに興奮しながら答えているうちにそんな光景を思い浮かべて勘違いしてしまったと考えられる。
https://www.youtube.com/watch?v=l0wsFlq2IR0


この事件で肯定論にとって致命的なのは、何といってもあのUFOの思い切り茶地臭いデザインで、それこそ当時のウルトラマンにでも出てくるような円盤の形をしている。銀メタリックというのもありきたりで、そのため素人一般人の想像の産物という感が強い。

唯一残っている写真も浮かんでいる状態のものではない。灰皿を遠くから撮影しただけで、ほかのアプローチでカメラで撮ることができなかったのは、それこそウソか、怖くてシャッターがおりないと錯覚してしまったのかのどちらかということになるのだろう。

とはいえ、これまた思い切り肯定論に立って憶測をめぐらすと、あのUFOはそもそも地球の灰皿に似せてエイリアンが作ったものなのかも。フェイクUFOならぬフェイク灰皿である。

どこかで南部鉄器の灰皿を拾った異星人が、これに似せて地球人の生態を探査するロボットをつくろうと思い立ち、わざわざ銀メタ加工まで施して、純真無垢な高知の中学生たちをだまくらかした、ということなのかもしれない。

しかしそれならなぜ浮遊してみせたのか。おとなしく灰皿してればいいものを。

…これはおいといて、オウム事件でも麻原の空中浮遊を優秀な学生たちが信じ込んでしまったのだから、灰皿をUFOと勘違いした中学生がいてもおかしくはない。真相はさておき、あまり目撃者の中学生たちを悪く思わない方がいいと思いますよ。
タグ:UFO 介良事件
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