SSブログ

甲府事件で目撃されたUFOの大きさ [甲府事件]

甲府事件についてよく言及される疑問点の一つに、「UFOが事件現場のブドウ畑に着陸するのは不可能ではないか」というものがある。

これは、「UFOの直径は約5メートル、着陸時の高さは約2ートルとされているが、ブドウ畑には当時2.2メートル間隔でブドウの木を支える支柱が並んでいた。また支柱の上部は針金でつながれており、その高さは1.7メートルだった。だからUFOが着陸するのは不可能」という疑問である。

しかし、UFOを目撃した二人の小学生やその母親たちはUFOの大きさを計測したわけではなく、あくまで至近距離から見ていたにすぎない。目視で、しかも相当動転していた状態で、測量技師でもない一般人が、短時間に正確にUFOの大きさを測るのはそれこそ不可能だろう。

それに実際UFOの大きさが直径5メートル、高さ約2メートルだったとしても、支柱の上部の針金は高さ1.7メートルだったというのだから、スレスレでUFOは着陸できる。UFOの下部が出っ張っていて高さ2メートルはなかったとしても、支柱は2.2メートル間隔で並んでいたのだから、2本から3本の支柱を倒せばブドウ畑に着陸できたはずである。

kofu_case1.jpg

実際、ブドウ畑の支柱は1本が折れ、1本が傾いていた(資料によっては傾いていたのは2本)。また針金は変形していたという。また支柱が折れた付近には地面のくぼみが数か所。リヤカーの轍のような跡も発見されている。

この折れた支柱や針金のたわみがUFOによるものなのか、それともそれ以前の別の原因によるものなのかは検証されていない(警察だったらそこまでやったと思うけど、刑事事件ではないし…)。ただ支柱はコンクリート製だったとされる(写真で見てもコンクリート製)。

コンクリート製の支柱が根元から折れるなんてそうそうあることではないと思う(トラクターが支柱にぶつかって折れてしまったが、そのままにしておいた?)。事件発生時の2月はブドウ畑ではちょうど剪定の時期だが、これは通常手作業なので、なおさら支柱が折れるような事情は考えにくい。

当時この事件を調べた人たちはできればブドウ畑の所有者にも話を聞いてみるべきだったとは思うが、今はこのブドウ畑も木材店に変わってしまっているので、それも不可能になっている。ともあれ、何か異常なことがこのブドウ畑に起こっていたのはまちがいないだろう。
タグ:甲府事件 UFO
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

-|ソコロ事件は学生のイタズラか ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。